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6年間のADHD通院と投薬が偶然3日断たれたので脳のノイズ任せにレポ【ストラテラ&エビリファイのレポート】

とりあえず前置きは置いておいて箇条書き。

 

ストラテラ/アトモキセチン エビリファイ/アリピプラゾールになったこともあるけどそこはまあジェネリック医薬品なのでようわかってないんよ

アトモキセチン120mg、アリピプラゾールは6mgを一年半くらい継続投与で、三日前に仕事で疲れて寝過ごしてそこから薬がないです。病院の予約は滅茶我慢して取った、流石にずっと完全に断つと仕事がヤバそうだったから

これまで投薬してて思ったコト

・投薬と通院して「あ、自分変わっていってるんだな」と実感したのは4~5年目くらい。それまでは薬の効果を主治医に聞かれても「正直あまりわからないです」と言っていた。多分薬物耐性が躁鬱病の父の遺伝であったので、同じ医者にかかってた兄も含めておんなじこと言ってた。通院の予約に間に合うようになったのも3年目から。で仕事の疲れでこの前だけ元に戻った。

・4年目くらいに薬の説明を読んでしっかり効果を意識し始めてから冷静さが強くなった。そもそも読んどけよって話ではあるが、当時中学生だったし発達障害の中学生が親に連行された精神科の薬の効果、本人が読むわけないよね(一般的にはどうかわからないけど)。薬の効果ってプラセボで加速している部分が何処かしらあるのだろうと感じた

ADHDの自覚全然なかったから、冷静になれた時に薬を一日分ずつ袋詰めしてあるの見てこれは忘れっぽいとかいうレベルじゃないなと思った。一日分ずつ袋詰めするシステム作ったフジフィルムと薬剤師さん達に感謝だな

・脳が澄んだ感じになる、静かでチューニングのあってる感じがする、みたいな他の投薬してる人たちのレポはだいたいあってる。ピタッと止めたいところで思考が止まる。それどころじゃない!!!てんやわんやわんやてんや~が発達障害。それどころじゃないか。これが先か。が投薬時の健常な感じ。クールな強キャラというか。そもそも健常がどうとかっていうのがあんまり表現として適切じゃないけど、多分これが普通なんだろうな~って感じに投薬してるとなる。

ここ3日で思ってるコト

・脳内ノイズが大量。ツイートだとフリックが追い付かないし今現状この記事のタイピングでもずーっと書いてるし速さが追い付かない。アイデア百鬼夜行ってR指定が「バレる!」って曲で言ってたけどそういうえばこういう感覚が前には確かにあったなって思った。大量というか地引網使って単語と新種のワードが大漁!って感じすらある。なんか全知全能までいかないけどずーっとなんか言ってられる。

・なんかてんかん予備軍みたいな脳の動きがある気がする。ジュッって聴こえてパチっと光ってジーン、ガッで意識飛びかけ、みたいな擬音でしか表現できない気持ちの悪い気持ち良さが早朝や眠い時に寝ようとするとある。

・それどころじゃない!!!がずっと続く。それどころじゃない!!!をしている途中でそれどころじゃない!!!が来る。今日仕事なのに早朝にコレを書いてる時点でもうそれどころじゃない!!!の典型だし、既に今日の仕事不安。というか不眠×多動×躁状態で飲食の仕込み出来る自信はホントにない。なんで飲食接客業してるのか僕もわかりません。向き不向きのやりたいけど不向き、の部分でしかも最近あんまりやりたくなくなってきてる

・リラックスした状態になればなるほど脳の回転が加速する。なんかモーターと遠心力のなんか入ってるんちゃう?ってくらい。一旦落ち着いたと思ったらぶり返してドンドン湧き出てくるこの感じ、夜泣きのなんで泣いてるかわからなくなってくるあの感じとか笑いのツボにハマってなんでも笑えてしまうあの感じとかにも似ている。泣きで言う「ひっく…ひっく…うぅ…っくっ…うわああああああああああああ」みたいなヤツの脳の情報版。「あー…はいはい…収まっぶぅわあああああああああ」みたいな。言い過ぎかもしれないけどそんな感じ。

・多分この状態でスーパー行ったとして、その店の自由記述のお客様アンケート(クレームあり)みたいなのやったらこのレポートと同じくらいは書ける気がする。良いところも悪いところも目に付くし耳に入るし覚えてられないから書くしかないしこれの延々と口に出しちゃうバージョンの人もいるにはいると思う。ヤな地下鉄の感じみたいに。

・脳内の単語と情報の紐づけの引力みたいなのが異常に強い。前述の文中からなら「薬の飲み忘れ」と「フジフィルム」とか、「アイデア無限」からの「Creepy Nuts/バレる!」とか、ぽこぽこ固有名詞がでてくる。年齢を重ねるうちに練習してた時期がある、っていうかずーっとそういう脳の使い方をしてしまっている部分があるからかもしれないけど

その違いについて思うコト

・アイデアが必要となる職なら断然薬も断ってしまったほうがよさそう。マルチタスクだったり手を動かしながら脳も動かして体も動かすなら投薬の方が絶対いい。便宜上は薬だからどうも強くは言えないが

・これがもっと簡単に切り替えることができたらそれはそれで革命だと思う。欧米で本当に発達障害がおめでたいと言われてるのだとしたら、それもちょっと納得できるくらい頭がずっと動いている。神経が興奮しているともいう。でもマルチタスクはできる気しない。

・句読点で言うと読点で区切らずにマシンガントークみたいにずーっと句点や接続詞を使っちゃうこの感じ。投薬中はもっと落ちついて読点使うと思うんだけど、読点入れると話の逸れようが難しいから句点で別のこと書くこういう書き方に着地する。

変わらないと思うとこ

・デリカシーのないとこ。兄や父が通院してたことは俺にとってどうでも良くても本人たちは多分傷つくな、ってわかってて書いちゃったりするので。冷静な時でも書いてたし。でもアイデアを形にしたいがために人のデリカシーとか飛び越えて表現して着地時の本人たちの衝撃を考えないところ、薬断ってると強く出るかもな

・デフォルトである死にたさ。これは自分の場合は漢方の甘麦大棗湯でカバーできる範囲にどちらもある。希死念慮はあっても自殺未遂として顕在化するほどのことは一度もないし、それくらいならまあセーフの範疇にある…のかな?

・投薬している人に関して言えば、容姿だけでは発達障害かどうかなんてプロじゃないとわからないだろうということ。発達障害20人に一人、統合失調症100人に一人って普通に一般人として溶け込んでるレベルだと思う。昔から存在はしてただろうし。地下牢にまとめてぶち込まれてる訳じゃないし。

・ただ、投薬の有無にかかわらず街に変な人いるな~=その人はなんらかの特性がある、自体は間違ってないと思う。その人の神経がなんかやらかしてる場面にたまたま遭遇したからわかった、みたいな感じではあると思うけど。やたら汗かいてるのに厚着してるとか全力疾走してるうえにカバンや上着がぐちゃぐちゃとか、投薬してる自分でもやっちゃうし。変な人であること自体は受け入れてる。でもそんなに変じゃないとも思ってる。

・さっきも書いたけど、発達障害とそれへの投薬の有無、わかる人には見た目で分かると思う。6年経ったから精神の成長と薬の効果で自分の見た目のケアをするようになった、っていうのはあるけど薬抜けてるだけで顔つきとか目の光の入り方とかちょっと気だるそうで興味があることにしか興味がなさそうでずーっとどこかに意識が飛んでる感じが、今の薬抜けかけのハイブリッドだからこそわかる気がする。

 

脳の興奮が収まったのでこの辺で。参考になったら幸いです。