粉。趣味:ぶろぐ

ぼくの趣味はぶろぐです

外部情報を耳から入れながら書いていく練習 / 雑談というゲーム

普段なにかを書く時は、無音にしている。

理由は集中できないからに他ならない。書かない時の理由は大抵、環境的に無音をキープできない行動を始めてしまったからだ。まあ他もあるけど。

何かを聞いていても文章を書けるようになれば、どんな状況でも理論上書けるようになるはずだ。1アクションから文章に移るまでのバトンタッチをシームレスに行えれば、書くまでのハードルも少しは下がる。具体的には誰かとの通話をラジオ代わりにして書いていければ、僕自身がかなりハッピーだ。

まず今、身内のディスコードのサーバーに入りながらマインクラフトしている友達の会話をラジオ代わりに、なにかしらの文を書こうとしている。

会話は、右から左へ流す感覚で聞く。少し前の会話を聞かれたら100%思い出せないが、相槌くらいは可能だ。アウトプットが二重になるから空っぽの相槌になるけど。

試しにいい感じの会話を挟んだところ、本当に文章が止まってしまった。というかキーボードに手を置くのをやめてしまった。

もしかしたら、キーボードに手を置くことと声帯を震わせることは、機能として同じことなのかもしれない。

思考して形にするまでに声帯震わせながらキーボードに手を置くことが、不思議とできない。やってみようとすると気持ち悪いというか、頭痛くなりそうな予感だけするというか、ムカムカする。あんまり経験したことがない気持ちの悪さで、頭の変なところ使ってる感じ…というのが一番近い。

誰かに話をするイメージで文章を書いてしまっているからこそかもしれない。

 

お気づきかもしれないが、ここまで約500文字における主題的な内容は無いに等しい。基本的に「聞きながら書く」ことに関しての感想を述べた実況プレイだ。

 

ただ、実況プレイにおける本質はプレイ内容よりもリアクション、そしてその保存と共有にある。

マリオメーカーのクソ難しいステージクリア映像単体を見たいのではなく、プレイしている本人が試行錯誤しながらリアクションしている姿込みで需要が発生している。

ということで、読んでくれる人だって、いるはず!と信じてはいるが、日記調で実際あったことを書いている記事の方が読みやすいのか見てくれる人が多い。というか読み返してもそっちのほうがずっと面白い気がする。

 

よくよく考えると僕がブログでしたいことと雑談でしたいことはほとんど同じだ。その時に感じたことをユーモラスに表現したい、相手への共感を自分の感性で伝えたい、みたいなことだ。

 

たとえば、僕が今トッポを食べている時に感じた小さな不満を、雑談で解消するかTwitterで解消するかブログで解消するかは三択だ。ど~でもいいことを誰かに言う、書く、伝えるという点では共感の得られ方が変わるくらいしか違いがないのだ。

 

「トッポ、ポッキーと同じ食べ方で最終的に側面の点を人差し指に置いて押し込むように最後まで食べると指にチョコついてキモすぎるし、普通に横持って最後まで食べると指笛みたいになっちゃうのが嫌すぎる。な~にが最後までチョコたっぷりじゃ。こっちは最後には指べっとりじゃ」

 

これは完全に、Twitterです。そこに蛇足的な前後の文章があるかどうかくらいで。

雑談なら、伝わらない部分の齟齬の発生をうまく解消できる気はするけど。この文は仮にTwitterに置いておいたとして、説明をしても伝わらない可能性がある。ポッキーと同じ食べ方とか、どっちが側面なのかとか、あまりにも主観すぎる。なんならイラストで説明したいくらいだ。こういう時イラストエッセイってつおいおね~(もぐもぐ)と思う。

 

雑談という行為、ほかのゲームをしながらでは得られない気持ち良さの元がある気がしてならない。というか学術的にはそりゃそうなんだろうけど。もはやそれ単体でプレイするならそういうゲームとして売り出せるレベルの面白さだ。あまりにもアイテムやコンポーネント(内容物)が必要ないし誰も得はしないから売る必要はないけど。

自分の周りを大きな四角の枠で囲って、TPS視点で「雑談」というゲームをプレイしてるとした時、「コンボ比喩チャンス!」とか「伏線ネタ回収チャンス!」とか「ミーム合唱タイム!」とかがビカビカとした文字で画面枠下のほうに出てもおかしくないくらいに、タイミングのゲーム。それが会話相手と調和した時にハチャメチャにウケたり楽しかったりする。

そういえばビカビカの文字でチャンス!って出るの、知ってる中ではパチスロの類とコインゲームとか甲虫王者ムシキングとかだけだな。偽りのゲーム像。ごめんなさい。ムシキングはれっきとしたゲームでした。

 

 

 

雑談は 甲虫王者 ムシキング

 

 

今日の一句ができたので、やめさせていただきます。

 

 

グーチョキパーで 話せ戦え

 

下の句の七七もできたので、本格的に帰らせていただきます。

というか全然ラジオリスナーみたいに通話しながら書けちゃいました。もっと書くわね~!