エッジワース・カイパーベルトかと思った。こんばんは、こなまるです。
今だけかなり時間があるからわかったことかもしれないが、生活における溜め込み癖がすごい。
全体的に見ても、局所的に見ても。
歯磨きを丸一日するのがだるくて、起きたら口のネチャネチャとした感触がひどくて30分歯を磨いて10分間マウスウォッシュをしていた。高刺激の洗浄液はピリピリとしていて、舌がなくなった気持ちだった。
お風呂も一日忘れていたら平気で2時間入っている時がある。爪垢全消し、肌ふやふやである。そういえば髪の毛もぼっさぼさになってから刈り上げるレベルで切っている。床バッサバサである。たとえば皿洗いも、掃除も。
ブログも、書きたくなる時期になったら二本くらい急に書いてしまう。
習慣として非常によくないのはわかりつつも、一度そういう人間だと思い込み始めるとリセットするのは難しい。本人的にはこれが最も性に合っている。と、思ってしまっている。
よくよく考えると、それらの中でやらないまま期限が来ることがある。特に食品。働いている間に買ったお菓子が、カサカサになったりパサパサになったりしていた。
あと期限で言えば、小さい頃の宿題が一番それに近かった。
ただ、こういう性質の人のなかでもまだマシな部類だと思う。ゴミ屋敷にはぎりぎりなっていないから。気力さえあれば、掃除だってダイエットだってできると今のところは信じている。
魔の気力破壊カンパニーを抜け出して、気力が少しずつ戻りつつある。具体的には、3連休目に突入している。
これは年末年始ぶり、いわば半年と少しぶりで、4連休となれば店の改装工事の2年ぶり、5連休になるとマジで3年越しの大型休暇になる。
2連休は2連休だとしても、後先のことを一時的に考えなくていい2連休だった。遊び呆けたあと二度寝の爆睡をしたあと、やりたいことをやって4度寝の爆睡をして遊び呆けた。
二度寝は睡眠欲におけるハーレムだ。一夫多妻制と同じようなリスクとメリットが二度寝にはある。欲を満たせるし体力は生まれるが、管理ができなくなる。
そもそも寝坊が存在しない、爆裂フレックスタイムの世界に生まれたかった。フリーランスの働き方ですら期限があって、爆裂フレックスとはいかないだろうし。
でも、欲を一時的に満たすには、もう割と充分かも。この日々をあともう一日、と思い続けるには理性が回復していて。
ぼーっと口をゆすぎ、そう思いながら鏡を見ていた。
マウスウォッシュで痺れてなくなっていく舌は、「これで充分」と言い張る自分の建前から、言葉を奪っていくようだ。正直まだ遊べるなら遊んで暮らしたいんだ、誰だって。
人の欲なんて無限だから、折り合いつけるのが嘘でも建前でも大人だよねぇ。と思いつつも。舌の痺れを戻すように、溜め込んだ洗浄液を洗面台に吐き出した。まあ、これで充分だろう。
溜め込んだ生活習慣も、欲求も、ルーティンも、これで充分と一気に済ませて一回で済めばすごい楽なんだけどな。
頑張るときにグッといっぱい頑張るだけで済めば、よかったんだけど。
継続的努力にむしろ力を溜め込むように打ち込んで、ここぞという場面で見せつけるような方向性で溜め込み癖が働かないっすかね～。
それはもう溜め込んでないのでは？
ﾃｨｳﾝﾃｨｳﾝﾃｨｳﾝ…(ロックマンが死ぬ音)
