粉。趣味:ぶろぐ

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コウペンちゃんに続けない(2020年7月)

クリエイターにとって世は戦乱…。

誰もがコンテンツを生み出し表現できる、ネットの海。

 

 

 

その広すぎる海の中でも特に熾烈な争いを繰り広げている、マスコットキャラクター界。

LINEスタンプやグッズ化・書籍化。

それらの収益によってシンプルにお金になりやすいこと自体が、数多のイラストクリエイターをマスコットキャラクター界に吸い込んでいた…。

 

俺もやりた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!!!!!

 

しかし、界隈はそんなに甘くはない。

創作である以上、オリジナリティが重要な世界だ。

オリジナリティがなければ著作権の侵害やパクリ疑惑に引っかかってしまうだけでなく、コンテンツの消費者からしても魅力がない。

 

しかし、オリジナリティを優先し見た目だけに設定を盛ってしまうと、結果的にイラストを描く際の負荷が増え、供給量が減りかねないジレンマがある。

 

描けるか描けないかは別として、真似して描きやすいというのも見た目がシンプルなマスコットキャラクターの大きなメリットだ。

 何にも埋もれないオリジナリティとシンプルさ、生みの親による供給こそ正義。

 

そこで一つの発明が生まれた。オリジナリティを保ちつつ、供給するにあたって見た目以外で設定を付加しやすいバズによるバズのための発明。

 

それこそが、次世代命名・セリフ付きマスコットだ。

 

「肯定ペンギンのコウペンちゃん」に始まり、「しかるねこ」、「こぐまの店長」、「なんか小さくてかわいいやつ」。

そのどれも、名前が特徴的かつ、設定を盛るためのセリフが必ずといっていいほど加えられている。

 

見た目がシンプルである以上、設定は他で追加しオリジナリティを加算する。現代に沿ったメッセージ性と必要な癒し要素をうまく融合させている。

生みの親たちにその算段があったかは定かではないが、合理的で素晴らしい。まさに次世代マスコットといったところだろう。

 

LINEスタンプバカウケキャラ・Twitterバズゆるキャラは他にも「けたたましく動くクマ」「まるい女の子」などがそれぞれ挙げられるが、今回は内容に沿わないため考えないこととする。

 

 

そして、次世代マスコットに続こうとするクリエイター勢力が着々と商品開発を進めつつある。その一つが「かわいいうそのかわうそ」だ。

今年の3月からオフィシャルストアサイトもオープンしている。

 

完全に理解した。

 

ダジャレでマスコットキャラクターを作ろう。

 

ダジャレでマスコットキャラを作ろう創刊

まずはダジャレにしやすそうでマスコット性のある題材集めも兼ねて動物園の動物図鑑サイトを開く。

お気づきだろうが、もうこの時点で目は金のマークになっている。

意図的にマスコットを開発して儲けを狙っている時点でめちゃめちゃ最低だが、忍たま乱太郎におけるきり丸のギャグ回と同じ温かいまなざしでご覧いただきたい。

 

 

実際に考えてみたもの

 

ゴマフアザラシ誤爆アザラシ

物騒すぎる LINEスタンプの一発ネタとしてならアリ。

 

レッサーパンダ→レーサーパンダ

ターゲット層が謎

 

チンチラ→スケべなチンチラ

全てがアウト

 

アルパカ→あるままのアルパカ

語感が足りない

 

アカカンガルー→バカカンガエルー

捻りも魅力もないが、長考カードゲーマーみたいですき

 

アライグマ→エライグマ

ありだが既存か?アライさんえらいね~

 

キリン→ギリキリン

樹木希林さんに謝れ

 

シロイルカ→ヒモイルカ

一発ネタとしてはアリ。

 

カマイルカ→構イルカ

構ってくれるイルカのカマイルカ、既に居そう。

 

サバンナモンキー→アカンナモンキー

可愛い

 

 

〜2年後〜

なんか小さくてカワイイやつ

通称ちいかわ…勝利…!!!

 

日記はここで途切れている